嶋村歯科医院

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歯科用レントゲンの安全性について

レントゲン撮影による放射線障害について凄く心配をされている方がおられます。過剰な心配を煽る方もいますのでここで少し冷静な科学的事実を挙げてみます。

放射線の理解を難しくさせている原因の一つは使用単位の混在です。Bq(ベクレル)は放射性物質が放射線を出す能力。Gy (グレイ)は放射線から与えられたエネルギー量で1Gyは1Jで表されます。Sv(シーベルト)は実効線量の単位で個人が受ける影響の度合いを表す単位です。

用語一つでさえこんがらがります。ここではレントゲン撮影に関しての患者さんへの影響を考える場なのでSvで考えてみます。歯科治療での被曝線量は0.008m Svです。自然の中では大地,宇宙、空気、食物等から年間約2.1m Sv被爆しています。腹部レントゲンでのレントゲン線量が1.0mSv内外です。

100m Sv以下でのがんの発生率の上昇は確認できません(100m Sv以上では統計上極めて少しずつ上昇)。因みに成田から沖縄のフライトでは2.57mSvです。

歯科治療でのレントゲン撮影での影響の少なさは理解して頂けると思います。勿論1枚の歯科レントゲンでの被爆量が僅かだからといって無制限に撮影して良いというものではありません。飽くまで撮影の利益性と危険性の上で利益性の勝っている場合にのみ撮影は許されるべきものだと思います。もしご心配の折には医院窓口まで申し出を下さい。

放射線被ばくの早見図

投稿者 shimamurashika
太田保育園 はだしっ子 寄稿

「白いむし歯と黒いむし歯」

6月は「むし歯の月間」ということで今月は「歯の事」についてお話しをします。

「むし歯は黒い」と思い込んでいる方が多いので不思議な表題ですよね。でも歯は白いのです。むし歯は最初白く、着色されて黒くなっていくとお考えください。言い換えれば進行の速いむし歯は白く、進行の遅かったむし歯は黒いとお考えになってもいいかと思います。

むし歯は歯の表面の汚れが長期間放置され、むし歯菌がその汚れから酸を作り、酸の作用で歯の表面構造が少し崩れ(初期むし歯)歯の構造が弱くなって基質であるコラーゲンが溶け出して、その中に色素(例えば茶シブ、醤油、ソース、味噌)がしみこんで黒くなっていくのです。長い説明になりましたがむし歯の誕生にはこの説明よりも更に長い期間が必要です。ですから日頃の手入れを少し丁寧にすることでむし歯の予防は出来ます。しかしむし歯に対して抵抗力の少ない乳歯はむし歯の進行が速く、黒くならないうちに歯が欠けてしまうことも多くあります。

乳歯で一番むし歯ができやすい部分は右下の前から4番目(第一乳臼歯)の後ろ側です。1歳3ヶ月から1歳6ヶ月に萌出してその後ろの第二乳臼歯が2歳6ヶ月頃に萌出しますので約1年間磨きにくいままになってしまう部分です。

それと上の前の歯で上唇の筋のきつい児童にもむし歯が散見されます。離乳・断乳の遅かった児童も同様です。前歯が黒いと児童が友達関係でコンプレックスを持つこともあります。

一般的に歯みがき粉にはむし歯予防に有効なフッ素が入っています。あずき大程の歯みがき粉を歯ブラシにつけて子どもに磨かせ、保護者にはその後に子どもの磨きにくい場所を磨いてもらうといいでしょう。磨きにくい場所はむし歯になりやすい場所です。右下の奥と上の前歯が要注意箇所です。保護者の方の丁寧な仕上げ磨きをお願いします。

(嶋村浩一記 20160517)

投稿者 shimamurashika
京都府立医科大学附属病院 歯科開局100周年 

〜最近思うことと昔話〜

我々の医局は「医科大学」の中での「歯科」であるが為に境界領域での医科との関係はいつも微妙で、先輩方は苦労の連続であった思います。その中で「歯科」の立場を大きく拡張されてきた堀部長、金村部長のご活躍には録伍会の全員が喝采を送っていると思います。更なる発展を期待しています。

最近私は「もし東京大学に歯学部が存在していたら」歯科全般の仕事が何かとし易くなっていたのかな?と考える事があります。そもそも帝大に歯学部が4大学しかないこと自身が不思議です。将来官僚になる文一や理三の学生が同級生で、「俺」「お前」で話ができる関係があれば歯科からの意見が理解してもらいやすいと思うのですが戦後の大学改革のときに乗り遅れてしまったのでしょうか?残念な気がしてなりません。

さて昔話です。昭和59年の夏に堀部長から斉藤君と嶋村の2人が「日曜日の朝9時に医局に来るように」との指示が出ました。当日、斉藤君に「何か悪いことをしたのか?」と聞いても「あり過ぎて薮蛇になると困るし、黙ってるし。お前はドウや?」「・・・」とかの話をしていたところ白いスーツで颯爽と部長登場。開口一番「今後研究をどしどしする!先ず手始めに試験管を洗う!」「そこのビーカーとシャーレを全部出してきて!」相変わらずのテキパキの指示出し。「ピペットはこうして洗う。否、やはりこれはワシがする!」部長らしいです。

あっという間にお昼の時間になり丸太町のトンカツ屋でパワーランチとビールを数本。医局に帰り続きの仕事かと思いきや、部長の足は御池方面に向かい即タクシー。「ぎおん!」おなじみのお茶屋に直行となります。さすが部長!白いスーツの意味がわかりました。営業時間を大幅に前倒しでの出勤ですがそれはお馴染みさんの堀部長です。「オーライオーライ!」でどんどん二階に上ります。「クーラーとビールを三本!」「仕事をした後はやはりご褒美がないとな!これからも日曜日に出てきて研究をするぞー!」。部長は大きなせんべいを左手のひらに載せ、右手の中指でポンと割って美味しそうに口に運び上機嫌です。「斉藤!お前ギター弾けるか?よし、三味線を弾け!」「嶋村!お前は呑むだけではなくて端唄のひとつでも勉強しなさい。」部長ワールドの全開です。最終的には「ルルル〜」が始まり試験管洗いの時間の2倍を軽く超える時間を過ごしました。

私にとって府立医科大学での研修は楽しかったし、有意義でもありました。当時の出会いや経験は私のかけがえのない財産であり青春時代の貴重な1ページです。「京都府立医科大学附属病院歯科」には今後ますます研究・診療・教育、そして何よりも府民から親しまれ信頼される医療人を育成する機関として有機的に発展を遂げられる事を心よりお祈りしています。

開局100周年おめでとうございます。

(58年入局 嶋村浩一 記)

投稿者 shimamurashika
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